therapy
催眠に対するイメージはメディアや催眠術ショーなどから、自分の意識を奪われ自由自在に操られたりするのでは?意志をコントロールされてしまうのではないか?とマイナス要素の不安や恐れを抱いている方は実際に多いのです。
まずは催眠に対する疑問や不安があれば、必ずすべてを解消した上で納得されてから、セッションを受けて頂く事になります。
ヒプノセラピーでは無意識にアクセスをする為に、催眠誘導を行います。
下記に、実際のセッションで体験される催眠状態をわかりやすく説明しています。
催眠状態とは「被暗示性の高まった状態」のことをいいます。
さまざまな催眠トランスは、日常生活に見られる催眠状態であり、人はリラックスした心の状態にあると、警戒心の門番である、判断のフィルターが休んでくれて、物事や認識を素直に受け入れられる、柔軟で素直な心になります。
このような状態を、被暗示性が高まった状態と説明する事ができます。
無意識にアクセスしやすくなると、無意識に保存されている記憶をさかのぼり、思い出しやすくなるのです。
人はどんな方でも、日常のなかで無意識に、この自然な催眠状態を1日の間に何度も出入りしています。
よって、催眠状態に入っていても無意識である事から、通常は催眠にかかっているという感覚はほとんどありません。
あるのはリラックスした感覚で集中力があり、意識もはっきりしています。
催眠状態にあっても、意識を失ったりコントロールされる事はありません。
すべての選択権はあなた自身が握っているのです。
また、催眠状態ではリラックスした素直な心が暗示を受け入れやすくなります。
催眠状態は実に主観的な体験であり、あなたがやりたくない事や、あなたにとって不快な命令やあなたの信念に相応しくない暗示が与えられれば、どれだけ深い催眠状態に入っていても、必ず自己防衛機能である判断のフィルターが働くので、いつでもNOと拒否反応を示し、すぐさま催眠からは覚めた状態となるのです。
この時、意識は無意識から通常の意識レベルに戻ります。
このように催眠への誤解を解消した上で、正しい認識を得てこそ、安心して受けて頂く事ができるのです。
ヒプノセラピーでは無意識を活用した催眠状態を利用し、無批判的に自分自身の信念にふさわしい暗示を受け入れる能力を持たせるのです。
それらは最も肯定的な変化をもたらし、あなたの望む結果にコミットできる最適のプログラムとなっています。
暗示やイメージセラピーでも手応えのある効果や潜在能力を引き出す事が期待できますが、潜在意識のより深い領域に根強く残っている否定的な感情(怒り 悲しみ 恐怖 傷心 罪悪感など)や、制限されている決断(わたしは〜できない)を解放してゆく為には多くの場合、かなりの時間を要します。
潜在意識の深い領域にまでアクセスして記憶をさかのぼる目的から、退行催眠を使った年齢退行をしてゆきます。
年齢退行は、深い催眠に入って頂き、現在に悪影響を及ぼす原因となっている幼少期の記憶(題材)へと、イメージの中で戻ってゆきます。
年齢退行によって辿り着いた記憶からの体験や、感情の発掘、その記憶の背景にまつわる、あなたの本音と向き合う事で、新たな気づきが得られます。
長期間に渡る抑圧された否定の感情を、解放してゆく事で、あなた自身の学びを引き出してゆくのが目的です。
現在は過ぎ去った過去のトラウマを癒し、解放してゆく事で得られる学びは、みずから成長してゆくためのかけがえのない道しるべとなります。自尊心を高める為にも、すでに不要となった感情や価値観、制限された決断を手放す事から始めてゆきます。
生まれ変わったように本来の自分自身を取り戻し、新たな価値観や信念の構築をし、あなたらしいアイデンティティを再生させてゆきます。
現在とのお悩みとの関わりについて、時空を超えた深い記憶への年輪深い心の対話をする事で、抑圧されてきたあなたの潜在能力を開花させ、眠っていたあなたの輝きを取り戻すための遥かな記憶の感動的な旅路(ストーリー)を体験して頂きます。
社会学者のモリス・マッセイ博士の理論によると、誕生してから7歳位までを「刷り込み期」と言われています。
刷り込み期は判断のフィルターができる前であり、それは自己防衛できない無防備にさらされた危険な状態であるから、どんな事でも善悪の区別がつかないまま全てを受け入れて、記憶に保存されてゆくのです。
刷り込み期に歪んでしまったアイデンティティが、それからの人生をあらゆる面で困難に生きづらくさせてしまい、心身ともにさまざまな悪影響を受けてしまいます。
かような経緯からの体験を通して、身につけざるを得なかった否定的な思考や、役割などがあなたの潜在意識にプログラミングされたのは、この幼少期の『刷り込み期』にどのように過ごしてきたのかが、あなた自身のこれからの人生への手がかりとなり得るとも、考えられています。
年齢退行と併せて、あなたの潜在意識の深い領域に存在する『内なる子供の自分』を癒してゆきます。
傷ついた子供時代の記憶にまつわる、癒えない傷や、泣き止まない感情を、大人になった現在のあなた自身がインナーチャイルドとイメージの中で対面をし、自らを癒してゆくのです。
傷ついた最初の体験を受け止めることで「自分を知り」その体験を通し学べる事を大人になったあなたが一緒に「周りをも知り」「受け入れてゆく」(やりとり)する事で、内なる子供と大人になったあなたが一緒に癒されてゆくのです。
子供の頃は、とうてい受け入れられなかった事実やどんな感情も、成長した大人のあなたが分かち合い認めてあげることで、納得できるようになるのです。
かつて自分が感じていた感情や思いこみに対して、否定的な考えや捉え方自体が、新たな学びとして認識され、変えられない過去に捉われるのではなく、これからの人生をあなたらしく歩めるように、内なる自分と大人のあなたは一体化(統合)されてゆくのです。
自分を1番に愛し、守ってくれるのは自分自身なのですから。
前世療法は米国の精神科医である、ブライアン・L・ワイス博士により発見されて話題になり、世界中に広められました。
『前世療法』米国精神科医が体験した輪廻転生の神秘。
1988年:PHP研究所
ブライアン・L・ワイス博士著
ワイス博士は重篤な精神症状をいくつも抱えたクライアントに出会い、最初は年齢退行という退行催眠を使用して、幼少期のトラウマを手放していきました。しかし、クライアントの症状はいっこうに快方には向かわず、年齢退行だけでは改善できなかった根深い問題の原因を発掘してゆくうちに、ついには、まるで意図しない過去世の記憶へと、辿り着く事になったのです。
クライアントは過去世を思い出すたびに、どんどん深い癒しが得られてゆき、やがては全ての精神症状が無くなり、心身共に健康を取り戻してゆくという快復の経緯が、ワイス博士の著書『前世療法』で紹介されています。
年齢退行は今生での記憶にさかのぼって、その体験と向き合いながら心の対話をし、前向きな成長への学びを引き出します。
その目的は、否定的な感情や制限になっている決断を解放してゆく事です。
誕生から幼少期、保護者なしでは生きてゆかれない状況下での、親や周囲の養育環境が無責任に子供に与えてしまう悪影響は、はかりしれないものがあるのです。
『バーストラウマ』については、生まれる前の胎内や、生まれてから生後3ヶ月位の胎児期の記憶や体験も、後々の人格形成に大きな影響を及ぼし、それらが子供の一生を左右するとも言われています。
前世(過去世)療法は、今世(今生)ではなく、母親の子宮のなかで受けるよりも、更に過去への記憶の手がかりを発掘する問題に対して、使用する事ができます。
前世(過去世)に戻って、より時限(次元?)を越えた広い範囲での記憶から、現在時制のお悩みや問題と関わりのあるイメージを引き出してゆく目的で前世の記憶の題材を扱います。
過去世のカルマや自分が生まれてきた意味や存在理由に興味があり、自分の使命を知りたいと望まれる方は多くいらっしゃいます。
ブライアン・L・ワイス博士によると、前世療法を体験した場合、「おそらく80%は実際の記憶、10%はシンボルや比喩、残りの10%はゆがみや偽り」と語られています。
その場合、前世があるかどうかはわからないけど、もしあなたの前世があるとしたなら、あなたの前世からイメージした記憶を思い出して、今生で抱えている問題と何かの関わりや手がかりとなる学びが得られるよう、幅広い範囲でのはるかな旅路の象徴を引き出してゆきます。
いずれも全てはあなた自身の潜在意識から、浮かび上がる前世のイメージはあなた自身そのものであるので、いくつもの人生や物語を体験する事で、その時々に必要なメッセージを受け取り、現在の人生への肯定的な学びへとつなげてゆく効果が期待できる、癒しの体験に他なりません。
そして前世療法から得られる満足感や、手応えある効果はあなたの今生の未来を、あなた本来の輝きを導き出して輝かせてゆきます。
あなたの人生の指針となる羅針盤を再生させる事で、あなたのアイデンティティは人生を生きがい溢れる創造的な人生へと向かわせてくれるのです。
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世界にたった1人しかいない、愛すべきあなたがあなたらしく輝き、あなたの信念にふさわしい、幸せで生きがいある人生を築けますように。
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ヒプノセラピーは無意識を扱ったパーソナルセッションになりますので、セッションの前には催眠誘導を行います。
クライアント様を、意識している状態から、催眠=トランス状態に誘導をしてゆきます。
クライアント様にふさわしい催眠誘導のテクニックを使用して、無意識にアクセスしてゆき、抱えているお悩みや問題に対して、効果的な学びや気づきを引き出します。
その目的はあなたの無意識を最適化するプログラムとなっています。
例)催眠誘導には、「ドクター・フラワーズ法」「即効誘導」「デーブ・エルマン法」「黒板誘導法」などを使用します。